【二十四節気】「大寒」2018
みなさま、こんにちは〜!
鈴木綾です(^人^)
本日は大寒。
一年で一番寒い日とされています。
12月のほうが寒かった気が…まぁそんな時もあるよね(>_<)
さて、今日は私にとって記念の日。
コラム【二十四節気】を始めてちょうど季節が1周しました!
「自分の活動内容を知ってほしいけど、ブログとか長続きしたことないな…何かテーマを決めて書いたら頑張れるかも…」というぼんやりとした決意のもと、
「中医薬膳師だから」という理由で安易に決めた【二十四節気】というテーマ。
「学んだ専門知識をわかりやすく人に伝える」という自分の勉強のため、
というもう一つの目標も掲げ、なんとか1年続けることができました。
専門用語の多い中医学について、みなさんにどこまでお伝えできているのかはわかりませんが、
テキストで都度調べなくても説明文が思いつくようになってきたことを踏まえると、
自分自身の目標は少しは達成できたような気がします。
これからも知識や経験をたくさん増やして、「頑張らず、楽に生活する」ためのヒントをみなさまにお伝えしていきますね!
どうぞよろしくお願いいたします(^人^)
今回は「冬の養生法」のまとめです!!
さっそくまいりましょう(^o^)/
「冬の養生法」
【陰陽のバランス】
→陰が極まる冬は、人間の身体も陰の割合が多くなると考えることができる。
・睡眠時間(陰)が長いほうが日中快適に過ごせる。
・外で遊ぶより家の中(陰)で過ごす時間が長くなる。
・気持ちが落ち込みやすくなる。など。
【五行のバランス】
・水行(すいぎょう)に当てはまる気(この場合は外気のこと)は「寒」。
◯何をやっても手足が冷たい。
◯最近おしっこがやたら近い。
◯なんだか腰が痛い。
◯膝がだるい。
という症状は、寒邪(かんじゃ)により腎の働きが鈍っているのも原因の一つ。
・腎と関わりが深い感情は「恐・驚」。
小さい子供がびっくりしておしっこを漏らすのはまさにそれ。
→また、寒さにより腎が弱ってくると些細なことで驚いたり、極端に不安がることもある。
(加齢による腎の衰えでもそのような状況になりうる)。
【冬を快適に過ごすポイント】
・腎気を補い、温める(温補腎陽)。
・腎を補うことで精の補強をする(補腎益精)。
・経脈や臓腑を温めて寒さを飛ばす(温裏散寒)。
【冬を快適に過ごすための食材】
(補陽)くるみ、ねぎ、にんにく、にら、鶏肉、鮭、海老、など。
(滋陰)黒豆、山芋、エリンギ、ほうれん草、梨、ぶり、豚肉、卵、チーズ、ヨーグルト、など。
(補腎)プルーン、黒胡麻、キャベツ、ブロッコリー、いか、鯛、豚肉、たまご、など。
(補気)穀類、山芋、人参、しいたけ、かぼちゃ、鰯、鯖、牛肉、など。
(補血)しめじ、きくらげ、ほうれん草、タピオカ、あさり、牡蠣、たこ、ぶり、肉類、など。
「経脈や臓腑を温めて寒さを飛ばす」という意味の【温裏散寒(おんりさんかん)】といえばこれ!
「ホット赤ワイン」です(^q^)
(締めくくりにふさわしいです〜!!)
材料
・赤ワイン(酸甘渋辛/温、心・肝・脾、補陽・解鬱・安神)…200mlくらい
・丁香(辛/温、脾・胃・腎、温中降逆・温腎助陽)…4粒
・生姜(辛/温、肺・脾・胃、発汗解表・温中止嘔・温肺止咳)…1かけ
作り方
材料を全て耐熱カップに入れ、レンジで1分!が簡単です☆
(もちろん、鍋でゆっくり温めてもおいしいです!)
体を温めたくてうっかり?飲みすぎてしまった次の日は、養生を忘れずに。
この1年コラムを読んでいただき、ありがとうございました(^人^)
次回からは何を書こうかな〜?と考えましたが、次の1年は「中医学と私」について書こうと思います!
実は「中医薬膳」にたどり着くまでに、かなりの紆余曲折がありまして…
私の場合は「色彩検定1級」がスタートラインでした(一体、何のつながりが?)。
というわけで、
*次回は「なぜ色彩検定を受けようと思ったのか?」 をテーマに、2/4頃リリースします!
全然「立春」と関係ないですが【二十四節気】はいつも感じていたいので、
この暦を用いて書いていきますね(^o^)
では、次回からの一年も、どうぞよろしくお願いいたします(^人^)
*中医学を用いた体質チェック(薬膳のすすめ)のご紹介☆
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