色と食の教室 diaria◎

「色」と「食」を通して「頑張らず、楽に生活する」ことをお伝えしています。*このページは以前の活動内容です。現在の活動は「すずきあやのおつまみ薬膳」で紹介しています。

【二十四節気】「小満」2018

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みなさま、こんにちは!

鈴木綾です(^o^)

 

やっと穏やかな5月らしい陽気になりました〜。

体調くずされてないでしょうか??

私は先週風と寒暖差による湿気にやられまして…頭痛がひどかったです。

気をめぐらせるお茶をブレンドしてずっと飲んでました。

みなさまもお気をつけください(>人<)

 

雨水」では、春を五行に当てはめた場合のお話をしましたが、

夏は五行では「火行(かぎょう)」に当てはまります。

(火は燃え盛るイメージから、夏の暑いぎらぎらした感じにつながります)

夏と人体の関係を五行相関図に当てはめてみると…

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↑こんなかんじ。

「心(しん)」のはたらきは、中医学では

①全体に血液を送る

②精神をつかさどる

などがあります。

「心が精神をつかさどる??」と感じられるかもしれませんが、

たしかに、頭まで血がまわらないと意識もぼーっとしますよね。

 

血が足りなければ体のすみずみまで栄養を十分に届けることができませんので、貧血やなんだかぼんやりする…などの症状がでますし、

血が十分にあっても、熱がこもってしまうことで熱中症などの症状としてあらわれる場合もあります。

 

このように、心のトラブルには、「血」が大きく関わっています。

 

そして「心」の状態がどうなっているのかを診るのは「舌」です。

(舌は目と同様毛細血管の集まりで、心経絡とつながっています。経絡についてはまたいつか…)

例えば「ろれつが回らない」などの場合は心にトラブルがあると考えることができます。

 

また、心の液は「汗」。

暑いと体の熱がこもらないように汗として外に熱を逃がします。

(これはイメージしやすいですね!)

 

汗は津液のひとつなのですが、血も津液も気がくっついていないと動くことはできません。

汗として外に津液が出て行く、ということは気も外に一緒に出ていってしまっています。

 

というわけで、夏は出ていった気を補う「補気(ほき)」をする必要があります。

今回は熱をさまして気を補う「清熱補気」の薬膳「豚肉とレタスの炒め物」をご紹介します(^o^)/

 

【清熱補気の薬膳】レタスと豚肉の炒め物(2人分)

材料…レタス(苦甘/涼、肺・肝・脾、清熱、健脾)…2〜3枚くらい

   豚肉(甘鹹/平、脾・胃・腎、滋陰、補気)…200gくらい

   ★ゆずぽん…適当

*食べ物の性味ついてはこちらからご確認ください。

 

作り方

 ①レタスをちぎる。

 ②豚肉と一緒に炒める。

 ③ゆずぽんで味付け。

 

私も作ってみました↓

 

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今回は冷蔵庫にあった食材で適当に作ったので、なんとなくやっつけ感のある献立になってしまいました…。

ごめんなさい…(u_u)

 

味付けをゆずぽんにしたのは、理気(りき、気をめぐらせらること)作用のある柑橘系がはいっているためです。

 

身近な食材を使って自分の体調に合わせたごはんを自分で作れるって幸せだ〜!!

 

中医学中医薬膳に興味のあるかたはぜひご連絡ください

 

鈴木綾についてはこちら
中医学を用いた体質チェック(薬膳のすすめ)はこちら

 

先日、薬膳茶師の資格を取得しまして、今週末に茶材の買い付けに行きます〜!!

次回「芒種」は6/6頃の予定。

献立は薬膳茶にしようかな??(^-^)

 

それではまた〜(^o^)/