色と食の教室 diaria◎

「色」と「食」を通して「頑張らず、楽に生活する」ことをお伝えしています。*このページは以前の活動内容です。現在の活動は「すずきあやのおつまみ薬膳」で紹介しています。

【二十四節気】「大雪」2018

f:id:suzukiaya:20181207145127j:image

 

みなさま、こんにちは!
鈴木綾です(^o^)

 

今日は「大雪(だいせつ)」。
今週は20度まで上がる日があり、どうなることかと思いましたが、ようやく冬らしい気候になりました(>_<)

 

さて、先週から冬の薬膳についてお話ししています。
さっそく、水行について見てまいりましょう!
まずは五行相関図をご覧ください↓

f:id:suzukiaya:20181207145137j:image


水は、
・下に向かって流れる
・冷たい
・寒いと凍る
などのイメージから、

水行には、「冬」「寒」が当てはまります。


また、寒い冬には動物たちが食べ物を蓄えて冬眠するイメージから、
五臓では「先天の精(せんてんのせい、生まれ持った免疫力のこと)」が蓄えられている「腎」が当てはまります。

 

そして、腎の機能の一つに体の水分代謝がありますが、特に尿の生成に一番関わるため、水行で六腑であてはまるのは「膀胱」。

 

「何をやっても手足が冷たい!」

「最近おしっこがやたら近い〜!」

「なんだか腰が痛くて…」

「膝がだるいんです…」

というかたは、寒邪(かんじゃ)により腎の働きが鈍っているのかもしれません。

 

冬の薬膳の基本は「腎気を補い、温める」こと。

今回は【温補腎陽(おんぽじんよう)】の薬膳「カシューナッツと海老のガーリック炒め」のご紹介です(^o^)

 

材料(2人前)

カシューナッツ(甘/平、脾・腎、補血補腎・涼血)…50g

・海老(甘鹹/温、肝・腎・胃、補腎・補陽・補気)…60g

・マッシュルーム(甘/温、腎・脾・肺・胃・大腸、補腎・通便・化痰)…5個くらい

・ニンニク(甘/温、脾・胃・肺、温中・健胃・解毒)…1かけ

・オリーブオイル(甘渋酸/平、肺・胃、清肺・利咽・止咳)…小さじ1

・塩(鹹/寒、胃・腎・大小腸、涼血・解毒・清熱)…少々

・胡椒(辛/熱、胃・大腸、温中・散寒・和胃)…少々

 

作り方

カシューナッツは軽く炒っておく。

①オリーブオイルとみじん切りにしたニンニクをフライパンに入れ、熱する。

②海老と切ったマッシュルームを炒める。

カシューナッツを加え軽くいため、塩胡椒で味をととのえる。

 

私も作ってみました↓

f:id:suzukiaya:20181207144558j:image

「温補腎陽といえば、どっちかっていうとオリーブオイルよりバターだよな…」と思いましたが、カシューナッツを使ったので、あまりオイリーにならないようにオリーブオイルで作りました。

 

寒い冬にはこれにホットワインですね(^q^)

 

「他に体を温めるごはん教えてください」

ホットワイン、何を入れたらいいでしょう??」

などなど興味をもたれたかた、ぜひご連絡ください

お待ちしています(^人^)

 

*鈴木綾についてはこちら
中医学を用いた体質チェック(薬膳のすすめ)はこちら


*次回「冬至(とうじ)」は12/22頃を予定しています。
 お楽しみに☆